2009年04月27日

チャレンジ富士五湖

そもそもの始まりは応募締め切りの日の23時56分のことでした。
100kmの部のボタンをチェックして申し込み〜のハズが
ちょっと確認したいことがあったのでページを戻す。
時計をみたら59分になっていたのであわててページを進めて申し込み。
振込み明日でも処理はかわらないだろうと就寝。
そして、翌朝。メモを持ってファミマへ。
数字を打ち込み画面表示をみると、
男子112kmの部・・・
やぁ〜っちまったなぁ〜

てな感じで2回目のウルトラマラソンは112kmになりました・・・
1回目のウルトラマラソンで14時間を切れていなかったのに
2回目で112kmを14時間半で走れると思いますか?
私は思いませんね!

そして、当日朝。
スタート直前までグズグズいいながら。

challenge1.jpg

400人ぐらいなのでスタート地点はスカスカで
フルみたいな緊張感というかギラギラした感じはまるでありません。
和やかな雰囲気が漂っていました。
さすがに112kmに出る人は達観しているというかなんというか(笑)
スタートするとやっぱりみなさんキロ6分以上のペース。
私は前回懲りているので7分〜7分半で行くことにしました。
周りに2〜3人同じようなペースの人がいて嬉しい。

スタートしてまもなく辺りが明るくなってきて
背後に富士山が姿を現しました。

challenge2.jpg

到着したときはまだ雲が多かったのに気持ちのよい夜明けです。

このころ2つのミスに気が付きました。
走り始めてすぐに胃が動きだしてスタート前は平気だったのに
お腹が空き始めたのです。
それと胸にワセリンを塗るのを忘れていてスレて痛い・・・
グダグダ言ってないで自分のできる最大限の努力をしないと
こういうことになるのですよね・・・

コースは忍野を通り山中湖へ向かいます。
東海自然歩道と重なったり離れたり。
なんとなくでも距離感がつかめるので楽に走ることができました。
ここで30分後スタートの100kmのトップに抜かれました。
あのスピードで100kmとは恐れ入ります。

challenge3.jpg

山中湖を右回りで一周。
ちょっと時計を気にしすぎでナーバスになってましたが
眺めのいい湖畔を参加者が列をなして走っているのをみていたら
気分が晴れました。なんか楽しいですよねみんなでゴールを目指すって。

来た道をそのまま引き返して河口湖へ。
途中で74kmの部の後ろのほうと合流して一気に人が増えます。
スピードが合わなくてちょっとつかまってしまった感がありました。
おにぎりエイドは大混雑。
こっちは40km近く走ってきているので譲ってくださいといいたくなりました。
でも、74kmの人だって辛くないわけじゃないですよね。

challenge4.jpg

そんな感じでいろいろな色のナンバーが入り混じって河口湖へ
風が強いものの橋の上からの眺めは最高でした。
橋から西側までなので河口湖はすぐに終わり。
西湖へ向かって坂を上ります。
やっぱりアホなんですよ。
坂が嬉しい。
第1関門も無事にクリアして西湖へ。

challenge5.jpg

はい、西湖ドーン。
今回のキーポイントはここでした。
とにかく風が強い。ヒドイ向かい風。
ここで体力をずいぶん使ってしまいました。
厳しかったなぁ・・・
我慢に我慢を重ねて西湖を終えるとお待ちかねのうどんエイドです。
道端に腰を下ろして美味しくいただきます。
疲れた体にうどんの歯ごたえとつゆのしょっぱさが沁みます。

さて、心も体も満たされて。精進湖です。
西湖からの坂を下りながらここの上り返しは泣きそうだな〜なんて
考えながらスピードをあげないように注意して走ります。
精進湖は秋にキャンプで外周を歩いているので距離感もバッチリ。
楽な気持ちで走りました。

challenge6.jpg

午前中に被った雲は日が暮れるまで取れることがなかったのが残念。
精進湖のあとは本栖湖。
太鼓の音に導かれてエイドに入りカステラをほおばります。
第2関門無事通過です。
100kmと74kmの部は湖畔に辿り着いたところで折り返し。
ここから先は112km参加者だけになります。
何がつらいって前半の上り坂。
上り坂は好きなんですよ。好きなんですけど、得意なんですけど・・・
ここのはつらかった。
我慢して走ったのが失敗。それもこれも時間に追われていたため。
5km35分をどうにか維持しようとしていたための失速でした。
半分のところで完全に足が止まりました。
そこからは歩くほうが多くなりました。
写真を撮る気力もありません。

気持ちが切れかけているところ後ろから来た人が
もう少しだからがんばろうと。
もう少し。もう少し。
そう、もう少しで本栖湖も終わります。
もう少しならがんばってみようかなとそんな気持ちになります。
でも、体が動かない。
なかなか厳しいな。
するとそこにかすかながら太鼓の音が聞こえてきます。
あの第2関門の太鼓の音。

彼女たちはたぶん知らない。
この音がどれだけ力になるのかを。
応援の人も知らない人が多い。
その一言がどれだけ前に進ませてくれるのかを。

泣きそうになりながら走って第2関門まで戻りました。
80kmを走ってきました。足が痛くないわけありません。
でも、ゆくのです。
止められるまで。時間が終わるまで。ゴールするまで。

そこから、距離表示の看板がおかしくて
どうにもペースがつかめません。
計算上、5km45分をキープできればゴールできることになっていました。
ところが、ある表示ではまったく間に合わない。
また先にいくと、どうにかなりそうとか。
3回あきらめかけました。
都度、進めるだけ進むしかないよなって思っていたのがよかったようです。

途中、つらいしか感情が出てこなかったのでかなり端折ります。

富士吉田の町に戻ってようやく距離感がわかりました。
このへんになると開き直って走るしかありません。
だいぶ気持ちが回復したところで104kmの最終関門へ。
締め切り10分前ぐらいだったと思います。
あと7kmちょっと。残り時間45分。
面白い。実に面白い。ここからは山の中。
アスファルトとはいえ自分のテリトリーに戻ってきた感があります。
4km上って3km下る。
上りを走り通す体力はなくても歩きでも十分対応できます。
自信をもって進みます。
もちろん走り通すよりも遅いのですから配分を考えなければなりません。
上りの途中で残り4kmであと24分。
キロ6分で進めれば無事ゴールの計算です。
OK行きしょう!
タイムトライアルスタートです。
足が痛いとかどうでもいいし。
とにかく全力で走りました。
信号を左折しもう1本道を渡り下りの突入。
走り終えた人の声援を背に最後の踏ん張りです。

6分をゴールの富士北麓公園の入り口に到着。
ゴールで必ず待っているからと約束した知人(もう恩人ですね)の
声援に大声で応えてトラックに入っていきます。
そこで場内アナウンスがあり、名前が呼ばれます。
急に注目を浴びます。生涯初かもしれません。
できれば、最後のほうってことでなければよかったのですが・・・
間に合ったからと速度を緩めるわけにもいかず(笑)
最後まで全力疾走でゴールに走りこんでいきました。
たぶん、今までで一番のガッツポーズになったと思います。

こうして長い長い1日は終わりました。
あわてもののミスで始まった112kmのレースでしたが
無事にゴールできてよい思い出になりました。
そして自分の未熟さを改めて実感。
気を引き締めて次のレースに臨みたいと思います。

最後に
応援してくださったみなさん。
あなた方の声はいつも届いていました。
ありがとうございました。

そして

アスファルトなんて嫌いだーっ!!
posted by 書房 at 11:36| ☔| Comment(12) | TrackBack(0) | ウルトラマラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月16日

第3回隠岐の島ウルトラマラソン

隠岐の島にいってきました。kitarou.jpg

おっと間違えた。(境港にある水木ロードの写真です)
こっち
start.jpg

風の強い薄曇の中スタート
これから100kmも走るというのに周りはハイペースで
最初の1kmを8分ぐらいで入ったのに後ろには数人。
かなり驚きました。
自制をきかせているつもりが少しずつペースが上がっていってしまいます。
上り坂になったらもう歯止めが効きません。
もうなんていうんでしょうか・・・坂バカ・・・
上りがうれしくてしょうがないのです。
そしてコースは延々と上り下りを繰り返しています。
70%以上いやヘタをすると80%以上が坂のコースでした。
楽しくて楽しくて!(10時間後をお楽しみに(笑))
坂を上がったところから見える景色が本当に素晴らしく
ランネットの100選に選ばれているのも頷けます。
沿道の応援がすごいし2.5kmごとの給水もありがたい限り。

ペースが速すぎたとは思いませんでしたが、40km付近で左膝に痛みが。
やっぱりアスファルトの下りはダメです。
なるべく踏ん張らないようにしていたのですがうまくいきませんでした。
そこからはボロボロ。
痛みが強くならないように小幅で走ったりとか
500m歩いて500m走ったりごまかしながら進みましたが
どこまでいっても坂、坂、坂でどうにもなりません。
徐々に歩いている時間が長くなってきて
89kmの表示のところで痛みで走り出せなくなってしまいました。
膝だけではなくて足の付け根が痛くて足を上げられない状態でした。
それから10分ほど歩いて90km地点。
時間は12時間を少し回ったところでした。
ほとんど走れていなかった85〜90kmの5kmを50分ぐらいで
きていたので残りの10kmを歩き続けられれば
制限時間にはどうにかという感じでした。

どんなに進んでもまったく減らない距離表示。
次々に別の場所が痛くなってくる足。
それをどうすることもできない現状。
痛さと情けなさとイライラで頭の中がグルグルしてました。

あと5kmの表示の少し手前で年配のご婦人から
「よくがんばったね」
と声がかかりました。
すいません、がんばれませんでした。
本当にがんばっている人はこの時間でも走っています。
情けないったらありゃしない。

無理してゴールすることにどれだけの価値があるのかは分かりません。
追い抜いていった年配の方に無理すると足を壊すよとも言われました。
完全に痛めてしまってこの夏を終わりにしてしまっては意味がありません。
でも、ゴールすることができなかった北丹沢のことが頭をよぎるのです。
もう2度とあんな思いはしたくない。とにかくそれだけでした。
14時間07分46秒。
辺りが暗くなり始めたころ最後の坂を上ってゴールしました。

それにしてもエントリーしたレースの半分以上で
ヘコんで帰ってくるのはどうかと自分でも思うのです。
またまたまた出直しです。
中身はどうであれ満足できる形でゴールできるようにしたいと思います。
posted by 書房 at 19:30| 東京 ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | ウルトラマラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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